犬や猫との出会いの場「ペット譲渡会」とトラブルを回避する方法は?

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今や空前の猫ブーム。

さらに加速しそうな勢いの猫ブームですが、その経済効果の大きさから「ネコノミクス」という造語まで登場する始末。

犬を飼っている人にとっては「それがどうしたの?」というところでしょうけど、飼い猫が増えた分、様々なトラブルも起こっているようです。

最近ではペットのトラブルに関するニュースもよく耳にしますが、気になるのは、全国の自治体で保護されるペットのうち、処分される猫の割合が犬の数をはるかに超え、なんと8割以上とのこと

自治体に保護されたペットのうち、新たな飼い主に譲渡された犬・猫の割合は38.8%

その譲渡率は年々増加し、ここ3年で約2倍に伸びているといいます。

そういった事情の中、私の住んでいる地域にもありますが、「保護猫カフェ」も増えているとか。

我が家の愛犬も石川県金沢市にある「石川ドッグレスキュー」というところからやってきましたので、けっして他人ごとではありません。

今回は、そんな犬や猫たちペットの譲渡に関する事情や、トラブルを回避する方法などについて詳しく調べてみました。

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犬や猫などのペットが譲渡される数はどれくらい?

環境省が発表した平成28年度の「犬・猫の引取り及び負傷動物の収容状況」に気になる数字がありました。

全国の自治体で引き取られたペットの数ですが、

犬=4万1175、猫=7万2624

そのうち、処分されたペットの数が

犬=10,424、猫=45,574

実に8割以上が猫とのこと。

さらに、引き取られたペットが新たな飼い主に譲渡された数ですが、

犬=17,646、猫=26,613

自治体で引き取られ、新たな飼い主に巡り合えた幸せなペットは4割弱ということです。

この他にも統計には出てこないであろう、ペットショップやボランティア団体を介したり、個人間で譲渡されるペットの数はどれくらいになるんでしょうか。

それが2~3倍あったとしても、恐ろしい数ですよね。

裏を返せば、新たにペットを飼おうと考えた場合、何もペットと出会う場はペットショップだけではないということですよね。

各地で開かれる譲渡会を開いたりする団体や保護猫カフェのようにボランティア活動をしている団体や個人もも年々増えているようです。

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犬や猫などのペットの譲渡の条件にはどんなものがあるのか?

今まで一般的に知られていたのは、保健所や動物愛護センターといった行政機関、民間の動物保護団体が定期的に行っている譲渡会です。

譲渡会とは言わばペットと人との“合同お見合い会”のような出会いの場なのですが、基本的に譲渡会への参加は無料です。

しかし、自治体の譲渡会に限らず、民間のボランティア団体であっても、事前に講習会への参加が必要だったり、独自の条件を設けている場合がほとんど。

我が家の愛犬ですが、保健所で処分されるところをNPOとして活動している保護団体に保護され、無償で譲り受けました。

出会いのきっかけは、新聞にあった数行の広告でした。

出かけた先で連れ合いが一目惚れして連れ帰ってきたのが現在の娘?です。

2~3日一緒に過ごしてみて、相性が合うようであれば引き取ってみてはどうでしょう、というものでしたが、いくつか条件があって、ワクチンなど予防接種の代金の負担と、引き取った後は避妊手術をすることでした。

もちろん、相性や様子を見るまでもなく、そのまま引き取るつもりで家に連れ帰りましたけどね。

我が家のように、ペットを迎える選択肢として保護犬・保護猫を引き取る「譲渡」という手段を選択する人が増えているのは事実かと思います。

その条件の一例ですが、下記のようなものがあります。

●保護団体で接種したワクチン代の負担

●半年以内に不妊・去勢手術を済ませる

●トライアル期間がある

などは、我が家の場合で紹介した通りです。

他にも、

●61才以上の人は後見人を立てる必要がある

●20才以上でペットを終生飼育する経済力があるか

●住居はペットの飼育に適しているか

●子犬の場合は9時間、成犬でも12時間以内に家に帰って来られる環境が整っているか

●飼育について家族全員の同意が得られているか

●家族に動物アレルギーを持っている人がいないか

などなど、様々です。

我が家の場合も、必須条件ではなかったですが、一ヶ月後くらいに担当のボランティアの方が遠路はるばる、様子を見に訪ねてこられたのを覚えています。

それというのも、今はペットフードの品質や医療も進んで良くなってきていますから、犬も猫も15年以上は生きます。

譲渡されたはずのペット達が二度と捨てられないよう、最近は以前よりも譲渡条件が厳しくなってきているようです。

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譲渡される犬や猫などのペットと出会うには?

ペットを迎える方法は様々だとお伝えしてきました。

保健所や動物愛護センターといった行政機関、民間の動物保護団体が定期的に行っている譲渡会が一般的ですが、民間ではどのような団体があるんでしょうか。

我が家のようにドッグレスキューを行っているNPOなどの保護団体は、調べればあなたの自宅の近くにも必ずあるかと思います。

最近は、捨て猫などを保護する「保護猫カフェ」と呼ばれるところも増えています。

ネットなどで調べると、ペットを飼えなくなってしまった飼い主と里親希望の人を結ぶサービスを行っている『ペットのおうち』なんかも見かけます。

ペットのおうちですが、国内最大の里親募集サイトです。

●会員登録数は約50万人

●犬、猫をはじめ、小動物、魚、鳥、爬虫類まで里親募集掲載数は約16万件

●里親決定件数約10万件

を誇るウェブ制作会社が運営するサイトです。

サイトでは、ペットのプロフィールや各地の譲渡会情報なども掲載されています。

<『ペットのおうち』のサイト http://www.pet-home.jp/>

他にも、猫と出会える場に先ほど紹介した「保護猫カフェ」があります。

猫カフェはよく街中にあったりして見かけることも多いかと思います。

保護猫カフェとは、

里親探しの形態で保護された猫が接客にあたり、もし相性の合う猫がいたら引き取ることができるシステム

を取り入れている猫カフェです。

環境省の2013年の調査では、全国の猫カフェは225店舗。

そのうち、譲渡活動をしている保護猫カフェは21%あるとのこと。

譲渡の条件は店によって異なるそうですが、調べてみると、私の住んでいる地域にもありましたよ。

ちなみに、我が家がの4本足の娘?のラブラドール・レトリーバーを譲り受けてお世話になった石川ドッグレスキューのサイトは下記を参照してくださいませ。

<石川ドッグレスキューのサイト http://www.i-dog.net/>

ペットの無償譲渡でトラブルを避けるには

ペットと巡り合える機会は様々だというご紹介をしてきました。

しかし、ペットの無償譲渡といっても、ワクチン接種や不妊手術は必須だったり、その費用が飼い主負担の場合もあります。

また、一部ではありますが、無償譲渡とうたいながらも、不当な高額を請求されるというトラブルも後を絶たないようです。

そんなペットの譲渡に関するトラブルを避けるにためには、契約書をよく読む必要がありますし、ホームぺージがある場合は、

●詳細な金額が明記されていない

●引き取り料金の明細を教えてくれない

などの対応があった場合には注意が必要です。

NPO法人「犬と猫のためのライフボート」のように、

1頭につき3万円を飼い主に負担してもらい受けます

というケースもあります。

この場合は明記されていますから良いのですが、ボランティアやNPO法人とはいえ、エサ代場所代など、諸経費は必ずかかりますからね。

他にもペットの譲渡で多いトラブルには、「しつけ」の問題があると言われます。

ごく稀なケースとはいえ、自治体の譲渡会でも「やっぱり飼えないので戻したい」という相談もあるとか。

ペットが捨てられたり保護される原因は様々。

●エサ代が高い

●不妊していなくて気が付いたらたくさん子供が生まれて困っている

など経済的なことや、アクシデントのような例も。

そして、意外と多いのは「しつけられない」ことにあるそう。

可愛いからと飼い始めたペットも、当たり前のことですが、エサ代もかかれば、排泄もします。

●吠えて近所から苦情がきた

●噛みぐせがあって困る

●飼い主のいうことをきかない

●臭い

●トイレのしつけができない

●散歩が必要

などなど、理解しないまま飼い始めて、「思っていたのとちがう!」と、手に負えなくなるというのです。

つまり、金銭や契約上のトラブルもありますが、飼い主の事情による問題が多いようなんです。

これは、ペットショップで買い求めても同じことかと思いますが、自治体で譲渡された場合、基本的には飼い主自身で新たな飼い主を探してもらうのが原則だとか。

自治体によっては、ペットの譲渡後も講習会への参加を義務付けしたり、「しつけ教室」や「飼育相談」を行っているところもあるようです。

他にも、里親同士が親睦を図り、情報交換するためのイベントを実施しているところもあるそうです。

それというのも、すべては飼い主が途中で飼育を放棄しないためだとか。

譲渡の場合、ペットショップなどで購入するより安く済みますから、気軽に飼い始める人もいるのも事実。

途中で飼育放棄されたペットは、人間の勝手で心に傷を抱えてしまうとも言います。

一旦飼うと決めたら最期までという覚悟が必要ですね。

あとがき

自治体などで保護されても、新たな飼い主が見つかるペットはわずか。

しかも、そのほとんどは赤ちゃんや子供の犬や猫だそうです。

自治体の譲渡会を含め、動物保護団体などの課題は子犬や子猫だけでなく、成犬や成猫の譲渡率をあげることだそうです。

我が家の愛犬ですが、飼い始めてもう10年以上たちます。

そう言えば、住んでいる自治体が主催する「しつけ教室」に「夫婦+一頭」でお世話になったことを思い出しました。

先代の飼い犬もラブラドール・レトリーバーでしたが、1歳を過ぎたくらいに警察犬のしつけを行っている学校に入れました。

その後、海外旅行などでペットホテルに預けるのが忍びない時など、訓練を兼ねて何度か預けました。

その間、知らないうちに「中等科」も卒業していました(笑)。

人間で言えば中学生?ということですが、その経験が今の飼い犬にも活かされています。

そういう意味では、しつけに「遅い」ということはないということですよね。

しつけのためにと学校に預けた当初ですが、「里心がつかないように」と、面会できない時期がありました。

2週間だったでしょうか。

遠巻きには様子を見に行っていましたが、本人(犬)は、「遊んでもらっている」感覚だったようです。

しかも、運動量が多いので随分とスリムになるという、嬉しいオマケもありました。

結局は、その寂しい思いをした分、犬にとっても、私たち飼い主にとっても、しつけによって幸せな時間をたくさん過ごせたと思っています。

車に乗せて東京や大阪にも旅行にいきましたし、人前や行楽地でも安心して連れていくことができましたからね。

今の飼い犬の娘もドライブが大好き。

会社へ行くときにはハウスに伏せたままで顔も見せませんが、休日には車のエンジンをかけるとちゃっかりと座って待っているかわいいヤツです。

 

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