初午の日とは稲荷神社の祭?いなり寿司をお供えするのは何故?

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初午(はつうま)とは、2月の最初の午の日をさします。

とは言っても、近所に稲荷神社があれば知っている方もおられるかと思いますが、地域によっては何それ?という方もいらっしゃるのでは。

先日、友人が勤めている会社にはお稲荷様を奉る稲荷神社が社内にあって、毎月1日と15日にはお榊の取り換えと、境内の掃除をするという話になってビックリ。

しかも、“初午の日”には、最寄りの神社の宮司さんに頼んで正式にお祀りしていると言います。

確かに、何処の都市へ行っても屋上に赤い鳥居が見えるビルを見かけますよね。

そこで、神社に限らず、お稲荷を奉るところでは、毎年執り行われている“初午祭”やいなり寿司を食べる風習などについて調べてみました。

初午の日とは稲荷神社の祭?そもそも、初午の日って何?

私の住んでいる地域ではニュースで見かける程度で、初午の日にいなり寿司を食べる風習があることくらいしか知りませんでした。

通常は稲荷社の祭の日である2月の初午の日ですが、初午祭初午詣(福詣)をする風習があるそうです。

稲荷社と言えば総本山である伏見稲荷神社の連なった赤い鳥居を思い起こします。

千本鳥居」と呼ばれるそうですが、伏見稲荷では、2月の初午の日には「初午大祭」という行事が盛大に行われ、この日は社頭で参拝者に「しるしの杉」というものが与えられ、商売繁盛家内安全にご利益があるとされています。

稲荷社の本社である伏見稲荷神社のご祭神である「宇迦御霊神」が伊奈利山へ降りた日がその由来とされており、全国で稲荷社を祀るようになったそうです。

この日には、蚕や牛、馬の祭日とする風習や、地域によって「火の用心のお札」を配る風習があるそうですが、そもそもはその年の豊作祈願が原型と言われ、それに稲荷信仰が結びついたのだとか。

そう言えば、私の住んでいる富山県の南西部に利賀村がありますが、「利賀のはつうま」として国の選択無形民俗文化財になっているそうです。

その日は、子供達が藁(わら)でできた馬(午)の頭をもって家々を回り、家の中に上がり込み囃し歌に合わせ舞うが行なわれ、お礼にお菓子やみかんなどのご祝儀をもらうとか。

地元に日本版の「ハロウィン」のうような行事があるとは知りませんでした。

他にも地域によっては「初午いなり」と言って、稲荷寿司を供える風習もあるそうですが、その由来についても調べてみました。

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初午の日に「いなり寿司」をお供えするは何故?

お稲荷様と言えば、赤い鳥居の他には「白い狐」の形をした像などをイメージしますよね。

これはお稲荷様の使者が狐であることから、お稲荷様を狐でイメージをしたものだそうです。

そう言えば、信仰に関係なく、「いなり寿司」のことを「お稲荷さん」とも言いますよね。

何となくは知っていましたが、「いなり寿司」という名前は「お稲荷様」が由来となっているんですね。

初午の日にはお稲荷様にお供えするものとして、その使者である狐の好きな「油揚げ」が使われたことに由来するそうです。

「油揚げに寿司を詰め込んだもの」が供えられることも多く、それが現在の「いなり寿司」の原型だったんですね。

私が子供の頃は、お祭りの日や運動会には必ずと言っていいほど、母親が「いなり寿司」を作ってくれました。

いなり寿司が嫌いだという人は見かけたことは無いくらい、ある意味、日本のソールフードかもしれませんね。

「おにぎり」なんかと違ってお揚げを煮込んだり、手間もかかるし、不思議と贅沢な気分にもなれます。

最近はコンビニに行けば「いなり寿司」や「助六寿司」は必ず置いてありますし、東京や大阪の都市部には「いなり寿司」の専門店があるくらいですからね。

そう言えば、先日、「マツコの知らない世界」東京は目黒区にあるいなり寿司の名店「いなり 和家(かずや)」の女将がいなり寿司のレシピを紹介していましたね。

「いなり和家」は完全予約制だと言いますから、恐るべしいなり寿司。

決して侮れません。

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初午はわかったけど、なんで「午」と書いて「うま」?

一瞬、「」と間違いそうですが、そもそも「」ってなに?

確かに「正午」とか、「午前・午後」と言います。

十二支に由来するそうですが、十二支の第七番目です。

方角では南。

時刻では昼の零時、また、午前十一時から午後一時までの間を指しました。

よく怪談なんかで「草木も眠る丑三つ時(うしみつどき)」とか言いますけど、夜中の2時頃なんですよね。

話がそれましたけど、蛇足ついでに“初午”の“”って十二支の干支を差しているわけですが、“”の他にも“初○○”があるんでしょうか?

調べてみるとありましたよ。

干支にまつわる祭事が。

順にまとめてみましょう。

◇初子(はつね)
11月初めの子の日には、商売繁盛を祈って大黒天を奉る。

◇初丑(はつうし)
夏の最初の丑の日に、鰻を食す。
これは有名ですよね。
“土曜の丑の日”ってよく言われるアレです。

◇初寅(はつとら)
お正月の最初の寅の日の前後には、毘沙門天では初寅祭りが催されています。

◇初卯(はつう)
お正月の最初の卯の日に東京の亀戸天神で催される、初卯祭が広く知られています。

◇初辰(はつたつ)
お正月の最初の辰の日には大阪の住吉大社で催される、初辰祭が有名です。

◇初巳(はつみ)
お正月の最初の巳の日には、銭洗弁財天字賀福神社で初巳祭が催されています。

昔から、「霊水で銭を洗うと何倍にもなって返ってくる」という言い伝えがあるので“巳の日”には商売繁盛を願う多くの参拝者で賑わいます。

何倍にも返ってくるなら、お金を洗わずにはいられないですね!!!

◇初申(はつざる)
旧暦の2月の最初の申の日には、北口本宮富士浅間神社で初申祭が催されます。

◇初酉(はつとり)
お正月と11月の最初の酉の日には、各地で酉の市が行われています。

熊手を持っている人がぞろぞろ歩いている風景を見たら、近くで酉の市が催されている証拠です。

◇初亥(はつい)
お正月の最初の亥の日。ゐのこ大祭祈祷会に参拝すると四万六千日分の功徳があると言われています。

ゐのこ大祭祈祷会は日蓮宗のお祭りだそうですが、1日でレベルアップができるという、まさに神業ですね!

天台宗の千日回峰行という仙人のような修行はよく耳にしますが、これはどんな鍛錬にも敵いませんよね。

ポケモンGOのモンスターボールか、ドラゴンボールを一気に手に入れたようなものでしょうか(笑)

機会があれば参加してみたいですね。

まとめ

初午の日にまつわる稲荷神社との関係やいなり寿司をお供えする由来などをみてきましたが、一つのキーワードで色んなものが繋がって行くのは面白いものです。

全国各地で「初午」だけではなく、様々なお祭りがあることや、その由来を知ることは興味深いものがあります。

あなたの住んでいる地域で行われている祭りや、伝統料理などのソールフードの由来について調べてみると、新たな発見があるかもしれません。

ちなみに、2017年の初午の日は2月12日(日)です。

今年も、“五穀豊穣”や“商売繁盛”を願って初午祭を盛り上げましょう!

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