淋病などの性病に備えろ!男性の症状と受診は何科?治療方法は?


先日のWHOの発表に今の時代に淋病なんてどういうこと?と思った方も多いのでは。

縁のない人には読み方を知らない方もいるかもしれませんけどね。

何でも治療に使われる抗生物質に耐性がある淋菌(りんきん)が増えいて、感染が拡大し制御不能になる恐れがあるという恐ろしいニュースが。

WHOは、
「淋病を抑制するために、新たな予防、治療、早期診断の手段とシステムが必要だ」
「新しい抗生物質と同時に、迅速で正確な(現場で検査を行う)ポイント・オブ・ケア診断検査が必要だ」
との見解を示しました。

そんなの自分は関係ないし、他人事だと思っていると痛い目に合うかもしれませんよ。

淋病など性病の日本国内での感染者数はどれくらいいるの?

耐性のある性病の原因菌が耐性を持って制御不能!?

そんなB級ホラーみたいな話ってるの?
まるでバイオハザード?
パンデミック系の映画の話のようですが、意外にも性病は私たちの身近にあるようです。

何を隠そう、自分自身が男女の行為に及んだ記憶はないのに最近、「クラミジア」に罹ってしまった経験があります(発症したのは眼。クラミジア結膜炎でしたけどね。)。

梅毒淋病クラミジアと聞くと血気盛んな若者がかかるものだと思っていましたが、そうでもないということを思い知らされた大事件?でした。

そもそも、WHOが発表した「淋病」などの「性病」に罹る日本国内での感染者数はどれくらい居るんでしょうか。

なかなかスッキリと判りやすいデータがないのですが、以下のサイトが参考になると思います。

淋病は性行為によって感染し、男性の性感染症の35%、女性では約10%が淋菌感染症と報告されています。

具体的な淋病感染者数は厚生労働省の性感染症定点報告数を参考にすると国内の淋病感染者数は年間で1万人/年程度と報告されています。その内、男性が7割程度(7千人/年)を占め男女比の釣り合いが取れない統計結果になっています。

※注意:感染症定点報告とは医師会の協力を得て保健所管内の人口に応じた数の医療機関を無造作に選びデータを纏めています。つまり全ての感染者数をカウントしているわけではなくその数から感染症の傾向を掴む目的で利用されます。実際はこの数の数倍~数十倍もの感染者がいると思われます。

男性の場合、感染すると症状がわかり易いのでほぼ正確な統計結果と考えても良さそうですが、女性の場合、症状が出難く気が付かない淋病感染者(キャリア)が多く存在すると推測されています。

厚生労働省が発表している平成28年度の主な性感染症と感染者の数は以下の通りです。

淋菌感染症         総数/8,298人、男/6,654人、女/1,644人

性器クラミジア感染症    総数/24,396人、男/11,723人、女/12,673人

性器ヘルペスウイルス感染症 総数/9,174人、男/3,619人、女/5,555人

尖圭コンジローマ      総数/5,730人、男/3,662人、女/2,068人

梅毒            総数/4,559人、男/3,174人、女/1,385人

※平成28年の報告数については概数(平成29年3月現在)http://www.mhlw.go.jp/topics/2005/04/tp0411-1.htmlより

この数字が多いとみるか、少ないとみるかは人によって感覚が違うと思いますが、少なくともすぐに根絶できるものではないようです。

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これって淋病?男性の症状と原因について

淋病は感染から数時間、あるいは数日で症状を発症します。

一般的に男性の場合、淋病(淋菌)に感染するとまず症状として出るのが尿道炎です。

中には無症状な場合もあるようですが、勃起時や排尿時に激しい痛みを感じたり、睾丸が腫れて痛みを伴ったりします。

また、黄白色の膿のような分泌物が大量に排泄される事があります。

尿道炎の治療が遅れて症状が悪化した場合、精巣上体炎を発症して無精子症になり男性不妊の原因となる可能性がありますから注意が必要です。

恥ずかしさが先に立ちますが、疑わしい症状が出始めたら早いうちに病院で受診しましょう。

他にも注意したいのは、性器だけでなく、咽頭からも淋菌が検出される確率が10~30%あることのこと。

これはオーラルセックスに起因する感染がほとんどですが、咽頭に感染した場合は自覚症状がない事がほとんどです。

そのため気付いた時には治療が困難になっていたり、自らが感染源になることがあるので注意が必要です。

また、顔や手についた膿などから眼に感染して結膜炎になることもあります。

そんな淋病等の性病が疑われたら何科を受診するべきか迷う人もいるでしょう。

次項で紹介したいと思います。

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淋病など性病の疑いがあったら男は何科に行けばいい?

淋病等の性病の症状が疑われた場合、何科を受診するべきか迷う人もいるでしょう。

男性の場合、性器に症状がある時には泌尿器科へ行きます。

泌尿器科を受診すると一般的には尿の採取のほか、喉の粘膜を採取して淋菌の有無を検査します。

採取した粘膜分泌物から淋菌が検出されれば、すぐに治療に入ります。

一般的な雑菌でも尿道炎は起こりますので、男性性器に違和感や症状があれば、まずは泌尿器科や性病科の受診をおすすめします。

淋病の治療方法と治療期間は?

淋病の治療ですが、感染部位や症状に応じて7日間ほど抗生剤の投与します。

または静脈注射を1回で終了することもあります。

その後、再検査で陰性であれば完治です。

一旦淋病が完治すれば、再感染しない限り淋病が再発することはありません。

しかし、ここで問題が。

抗生物質により激減したと言われていた淋病ですが、抗生物質(セフィキシム、セフトリアキソン)が効かない多剤耐性菌(スーパー淋病)も現れているということです。

WHOが危惧しているのは、淋病には世界で毎年約8000万人が感染していて既存の抗生物質では治療不可能な症例がますます増えているということです。

淋病は一般的な性行為感染症で治療もそれほど難しくはないのですが、放置すれば深刻な病気を発症しかねません。

淋病は男女共に感染ますが、男性よりも女性に影響を与えるケースが多い感染症です。

女性の場合は細菌が子宮頚部や尿道、直腸、肛門、咽頭などに感染し安いため、子宮外妊娠や骨盤内炎症性疾患など引き起こす可能性も高くなります。

まとめ

淋菌感染症は先ほど触れた通り、女性の場合は症状が出難く、気が付かない淋病感染者(キャリア)が多く存在すると推測されます。

そのために知らない間に感染源となり、合併症や全身の重症感染症の原因となる可能性があります。

裏を返せば男性も注意が必要ということですが、もし、付き合っている男女の片方に疑いのある症状が出た場合には、パートナーと一緒に受診して検査してもらうことが重要です。

恥ずかしい、とか嫌われるかも、なんて言っているとお互いの関係性が後々余計にややこしくなりかねませんからね。

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