ペット保険は必要ない?飼い犬の噛みつき事故に備えて個人賠償責任保険を見直そう!

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先日、友人が飼っている柴犬の散歩中、ご近所さんと話し込んでいたら何の前触れもなく、いきなり先方の飼い犬に噛みついて大変だった、と言って、えらく落ち込んでいました。

一瞬のことでリードを引っ張る暇もないくらいの出来事ったとか。

犬を飼っていればリードが外れて逃走したり、怪我をするなど、不測の事態が起こりえるわけですが、とりわけ散歩や外出中の事故はつきものです。

可愛い愛犬が他人や他の飼い犬に噛みついて怪我をさせてしまった、などということも決して他人事ではありません。

今回は、そんな場合に備えて「ペット保険」や「個人賠償責任保険」についてまとめてみました。

ペットの噛みつき事故に備えるには

2018年3月にニュースで報じられた『小型犬飛び出して転倒、飼い主側に1200万円賠償命令』というニュースは記憶に新しいところかと思います。

飛び出してきた犬を避けようとして転び、けがを負ったとして大阪府高槻市の男性が、飼い主と保険会社に3948万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が23日、大阪地裁であった。

塩原学裁判官は飼い主側に1284万円の支払いを命じた。

訴えていたのは40代の男性会社員。判決によると、男性は2015年6月、高槻市内をランニング中、前方から飛び出してきたミニチュアダックスフントを避けようとして転倒。

骨折した右手首が曲がりにくいなど後遺症が残ったという。飼い主は当時、犬にリードをつけて散歩させていたが、犬が突然走り出し、手を離してしまったという。

判決は、動物は予想できない行動をとり、飼い主は散歩の際はつないでおく義務があると指摘。

事故はリードから手を離したために起きたとして「過失は重い」と述べた。

その上で、後遺症で男性の労働能力が一部失われたとして、本来得られたはずの収入との差額867万円や治療費などの支払いを命じた。(大貫聡子)

<朝日新聞社デジタル版より(https://www.asahi.com/articles/ASL3R5W7PL3RPTIL04Q.html)>

この記事で取り上げられた事故の原因を起こしたのは小型犬のミニチュアダックスフントだったということですが、小型犬でも油断していると1千万円を超えるような賠償額になるんだと、正直驚きでした。

散歩中に通りががった柴犬に反応して暴走し、飼い主は思わずリードを手放してしまったことによる事故です。

被害者はランニング中でしたが、飛び出してきた犬に驚いで側溝に転倒し、手首を骨折。

10ヵ月通院し、今も手首が動がしにくい後遺症が残っているといいます。

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犬が人に危害を加える事件は、たびたびニュースで耳にします。

特に、噛みつき事故は減少傾向とはいうものの、2015年度には日本全国で4千件を超える事故が起きているそうです(環境省のデータより)。

私も、ラブラドール・レトリーバーを飼っていますから、思わずリードなどに不備が無いかをすぐに調べました。

飼い犬をはじめとした、ペットが起こした事故は、民法では

相当の注意を払っていない限り、飼い主が賠償の責任を負う

と規定されています。

飼い主は小型犬やおとなしい犬種ても油断せず、十分に注意しなけれはなりません。

しかし、どんなに注意しても不測の事態を招いてしまうことがあります。

そういった事態を防ぐにはどうすれば良いのでしょうか。

まずは、「今更遅いかも。」と言わず、愛犬の「しつけ」をしなおすことを考えても良いかと思います。

下記の過去記事で犬の引っ張る癖を直す方法を紹介していますので、参考まで。

犬が散歩でぐいぐい引っ張る癖を直したい!叱らないしつけで楽しくお出かけしよう

飼い犬が他人や他の犬を噛んだ時に備える!ペット保険の場合

次にペットに関する備えとして思い浮がぶのは、「ペット保険」かと思います。

ペット保険とは、ペットが病院にかかったときの費用の一部を補償してくれるものです。

これに「ペット賠償責任特約」を付帯していれは、ペットが他人に傷を負わせたときや物を壊してしまったときの賠償金を補償してくれます

しかしながら、ペット保険の保険料は結構、高いですよね。

保険料はペットの年齢と犬種などによりますが、アイペット損保のペット保険「うちの子」の病院代を50%補償してくれるプランを参考までに紹介したいと思います。

1歳の犬では、

●小型犬だと26,820円
●大型犬だと41,340円

です。(いずれも1年一括払い)

ところが、年齢とともに保険料が上がるんですよね。

病院通いが多くなる年齢になる12歳の保険料は、

●小型犬が 82,260円
●大型犬は148,110円

となります。

こんな事情から、ペット保険の加入率は10%に満たないと言われています。

参考までに、下記ではペット保険の資料を一括請求することができます。

無料ですから、一度、資料請求して見ておかれた方が良いかと思います。

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飼い犬が他人や他の犬を噛んだ時に備える!個人賠償責任保険の場合

ペット保険の料金などをみてきましたが、ペット賠償責任特約は賠償金の上限が500万円から1千万円と設定されているものがほとんとてす。

冒頭で紹介した事故の賠償額だと不足が発生します。

では、先ほどのペット保険のペッ賠償責任特約以外に、万が一の事故に備える方法はないのでしょうか

実は、意外と知られていないんですが、「個人賠償責任保険」でカバーできるんです!

個人賠償責任保険とは、他人に損害を与えたときに、賠償金を補償してくれるものです。

これは、「ペットの散歩中に犬が他の人を噛んでしまい、ケガをさせてしまった。」など、ペットが他人や物に損害を与えたときたけでなく、

●自転車事故を起こし他人を傷つけた
●買い物中に店の商品を壊した
●子ともが遊んていて近所の窓ガラスを割った
●洗濯機が壊れて階下の住宅に水漏れを起こしてしまった

などなど、身の回りで起こる多くのトラブルに対応できます。

すぐに思い浮かぶのは、クレジットカードなどの

●買い物中に高価な品物を壊してしまった
●カードで購入した物をうっかり壊してしまった

などという場合に備えて付帯されているサービスではないかと思います。

他にも、個人賠償責任保険は、自勣車保険や火災保険損害保険などに「個人賠償責任特約」として付帯するものです。

ですから、多くの方は、なんらかの保険にはすでに加入されていると思います。

特約料は、月100~200円程度で、ペット賠償責任特約も変わりません

賠償金は個人賠償責任特約の場合、1億円までの補償が一般的です。

冒頭の事件もそうですが、自転車事故などでの賠償も高額になっていますがら、賠償金上限は高いほうが安心かと思います。

これだけの補償が、安い特約料で付帯できるのはお得だ」と感じる方もいるがもしれません。

しかし、特約料が安いのは、このような事態に陥る方が少ないということの裏返しです。

誰にでも起こりうるトラブルですが、そういう意味では、実際に遭遇する方は相当まれだといえます。

さらに嬉しいのは、補償の対象は保険の契約者たけてなく、家族全員に及びます

なので、この特約は家族内で1つあれは十分です

たとえば、火災保険とペット保険など、重ねて付帯する必要はありません。

気付かずに個人賠償責任保険に入っているかも!今すぐ確認を!

紹介したように、ほとんどの社会人であればクレジットカードなどのサービスは使われているかと思います。

月100~200円程度ですから、所持しているカードに「個人賠償責任特約」がつけられるか、いますぐに確認しましょう。

また、契約している自勣車保険や火災保険損害保険があれば、こちらもすぐに確認しましょう。

おさえるべきポイントは、

●個人賠償責任特約に加入済みか

●どの保険に付帯しているのか

●賠償金の上限金額はいくらか

などをこの機会にぜひ確認しておきましょう。

あとがき

そう言えば、つい先日、職場の同僚がトイ・プードルを飼っているんですが、椎間板ヘルニアを患って手術を受けたとのこと。

治療費や入院代で40万円程かかったと話していました。

こんなことだったらペット保険に入っておけばよかった、と嘆いていました。

高齢犬になったら保険料は上がりますが、人様同様、万が一の病気や怪我に備えてペット保険も見直しておきたいものです。

また、先ほど紹介した飼い犬の噛みつき事故なんかも、ご近所さん同士だったら気まずいものですよね。

友人の噛みつき事故でもペット保険の「ペット賠償責任特約」も、カード会社や保険会社の「個人賠償責任特約」にも入っていなかったとのこと。

幸いにして賠償云々という話にはならなかったようですが、動物病院でその事故の話をしたら「首の場所によっては神経を損傷して大変なことになっていましたよ。」と言われて青ざめたと話してました。

犬の噛みつき事故に限った話ですが、新ためてペット保険に入る必要は無いかと思います。

すでにペット保険に入っている人は、「ペット賠償責任特約」がつているか

もしくは「ペット賠償責任特約」がつけられるかをぜひとも確認しておきたいものです。

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