「赤ちゃんや子供は蚊に刺されやすい」とか、「汗をかいた後は刺されやすい」、「血液型がO型の人は刺されやすい」などなど、まことしやかに言われている蚊に刺されやすい人の特徴。
先日、外で花火をした後にはなぜか私だけが蚊の集中攻撃を浴びて7~8箇所も刺されてしまいました。
入浴後だったので汗もかいていないし大丈夫だろう、という思い込みで無防備だったのが敗因だったようです。
そこで、蚊に刺されやすい人の特徴や虫よけスプレーの効果的な使い方、そして手作りの虫よけスプレーの作り方などについて改めて調べてみました。
蚊に刺されやすい人の特徴は?
私の住んでいる地域では「蚊に刺される」よりも「蚊に食われる」と言った方がしっくりきますが、2~3日は痒いし腫れて見た目にもカッコ悪いし、できることなら避けたい蚊の被害。
私は人より蚊に刺されると腫れる体質のようですが、実際に蚊に刺されやすい人っているんでしょうか。
よく、「赤ちゃんは刺されやすい」、とか「飲酒後は刺されやすい」、「太った人は刺されやすい」などと言われます。
同じ家族の中でも一緒にいて蚊に刺されやすい人はいるようですが、その特徴とはどんなものでしょうか。
蚊には
〇二酸化炭素センサー
〇朝の乳酸センサー
〇熱感知センサー
という3つのセンサーがあるそうです。
ですから、蚊に刺されやす人の特徴としては
〇体が大きい人(太っている人)
〇体温が高い人
〇汗をかきやすい人
がまずあげられるようです。
なので、体温が大人よりも高めの乳幼児や子供も要注意ですね。
上記の他にも注意したいのが
〇化粧品に含まれる乳酸や尿素に反応する
ということです。
意外ですよね。
また、汗に反応するのはもちろんですが、
〇入浴後の体温が高くなっているとき
には蚊に狙われやすい状態なので要注意だそうです。
そして、蚊は
〇黒い色を好む
ということがあげられます。
ですから、黒い服よりも白い服の方が蚊を寄せ付けにくいということです。
そういう意味では、外で花火をしていて数人の中で私が蚊の集中攻撃を浴びたのには理由があったということですね。
風呂上り&飲酒後で間違いなく周りの人よりも体温が高かったからに他ならないと。
風呂上がりであまり汗の匂いはないだろう、というのは大きな間違いだったようです。
結論から言うと、蚊を寄せ付けないための予防策としては、
〇体を清潔にする
〇白や明るい色でゆったり目の服を着る
〇飲酒後は外へ出歩かない
ということでしょうか。
蚊の撃退法と痒みの軽減法は?
先日、テレビを観ていたら蚊を撃退する方法と痒みの軽減方法について興味深い紹介がされていました。
まずは、残酷と言えば残酷ですが、蚊をつぶす方法です。
それは、蚊を見つけたら両手を叩くようにして蚊をつぶすと思いますが、大抵の人は手を横に柏手を打つように叩くと思います。
しかし、蚊の習性としては人間に近付くとヘリコプターがホバリングするように上下に動いているとのこと。
なので、手を横に叩くのではなく、縦に叩くと蚊をしとめる確率が上がるとのこと。
そして、目が点になったのは、蚊に刺されている最中に上からたたくのはタブーだということ。
理由は、蚊は血を吸う前に唾液を注入してから血を吸うとのこと。
なんでも、蚊の唾液には血液が固まらないようにサラサラにする効果があるとか。
この唾液が人間の体には異物として捉えられて腫れたり痒くなるんだとか。
なので、蚊には最後まで?十分に血液を吸わせてからつぶした方が異物である唾液も一緒に吸い上げるので痒みが少なくて済むとのこと。
なかなか、それを我慢できないのが人間ですけどね。
面白いですね。
虫よけスプレーの効果的な使い方はと注意点は?
蚊を寄せ付けない方法はいろいろありますが、家の中であれば一般的には蚊取りマットや蚊取り線香があります。
私の住む地域では、梅雨の前に町内一斉に側溝掃除をして防除薬を撒きますが、蚊の発生を防ぐためには蚊の発生源となる水溜りなどを減らす方法もあります。
屋内なら蚊の侵入を防ぐために窓を開けるときには網戸を使用します。
そして、外へ出かける時には「虫よけスプレー」を使用するのが一般的です。
特に子供さんがいる家庭であれば「虫よけスプレー」の常備は当たり前のようにされていると思います。
しかし、ここで注意したいのは、今現在販売されている虫除けスプレーの中には殺虫成分である「ディート」が含まれているものがあるということです。
ディートの強い成分が肌へ悪影響を及ぼすということから、最近はディートフリーや天然成分のエッセンシャルオイルを使用した虫除けスプレーも増えてきました。
ディートは薬事法により許可されてはいますが、商品の中には
「6か月~2歳未満は1日1回、2歳~12歳未満は1日1~3回を目安に使用してください。」
というような表示がある場合もあります。
ですから、虫よけスプレーを使用する際には成分を確認し、特に乳幼児や子供さんに使用する場合には使用方法や使用回数には注意したいところです。
もし、使用に不安があるようならばディートフリーのものを選びましょう。
また、エッセンシャルオイルを使った虫よけスプレーも自宅で簡単に手作りすることもできます。
材料さえ揃えれば作り方は簡単です。
アロマ虫よけスプレーの作り方・材料
■アロマ虫よけスプレーの材料
・エッセンシャルオイル ※1滴が0.05ml以下のもの
レモングラス 7滴
ゼラニウム 2滴
ラベンダー 1滴
・アルコール(無水エタノールまたは90度以上のウォッカ) 3ml
・水(精製水やミネラルウォーター) 50ml
・スプレー容器
※今回は希釈したものであるため必ずしもガラス製でなくてもOKです。またガラス容器を使用しない場合は早目に使い切って下さい。■アロマ虫よけスプレーの作り方
1)ガラスビーカーに計量したアルコールを入れ、そこへエッセンシャルオイルを1滴づつ加え、ガラス棒でよく混ぜます。
2)そこへ水を加えガラス棒でさらによく混ぜます。
3)スプレー容器に移して、完成。■アロマ虫よけスプレーの使い方・注意点
手や足にシュッシュッとスプレーします。
もちろんカーテンや網戸などにスプレーしてもOK。アルコールが入っているため、窓を拭くときのスプレーに使用すれば蚊よけだけでなく、汚れ落とし、殺菌なども期待できて、一石二鳥かも!?
人工のものと違って香りも優しいため、喉を痛めたりすることもありません。
今回の濃度であれば皮膚につけても大丈夫です。All About(https://allabout.co.jp/gm/gc/56599/)より引用
まとめ
蚊には刺されないに越したことはないですが、どうせならば血は少しぐらい分けてあげるので、唾液は残していって欲しくないものです。(笑)
今回の花火では「風呂上がりは大丈夫」という思い込みで油断し痛い思いをしましたが、普段、外仕事や家庭菜園をするときには上記で紹介した「アロマ虫よけスプレー」を自作して使っています。
それでも、全く蚊に刺されない、ということではなく、軽減される程度でしょうか。
ですから、予防策として養蜂家がかぶるフェンシングのマスクのような頑固なものではありませんけど、首回りまですっぽりと隠れる網のついた大きな帽子をかぶって作業をしています。
もちろん、手には手袋をして完全防備です。
夏場は暑いですが、熱中症にさえ注意していればあの憎っくき蚊に刺された痒みには悩まされずにすみますからね。
とはいえ、屋外で遊んだりバーベキューをする機会も増える夏場は、正しい方法と知識をもって虫刺されの予防をしたいものです。
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