「週末酵素断食」で酵素を摂りながら体をリセットしたり、日常的に健康のために酵素をとるためには手作りの酵素ドリンクは欠かせません。
酵素とは、体内で健康を維持するために欠かせないタンパク質のことです。
◎食べたものを消化したり
◎体にたまった便や老廃物を排出したり
◎若々しい肌や髪の毛を作ったり
体内で起こるすべての営みは酵素がないと成り立ちません。
そこで週末酵素断食の出番ですが、酵素を摂りながら体をリセットしたり、腸内環境を整えるだけでなく、ダイエット効果も期待できる優れものです。
そんな酵素ドリンクは市販のものを購入するのもありですが、今回紹介するのは自宅でも手軽で簡単に作れる「りんご」と「メープルシロップ」を使って砂糖なしでできる簡単な酵素ドリンクの作り方をご紹介します。
INDEX
自宅で簡単に作れる手作り酵素ドリンクとは
体内で起こるすべての営みは酵素がないと成り立たないということは、先にふれたとおりです。
逆に言えば、酵素が不足すると
◎肌や髪の毛の老化
◎便秘や下痢
◎疲労などの不快症状
など、様々な体の不調を引き起こします。
以前、当ブログでも「週末酵素断食」をご紹介しましたが、酵素を上手に摂りながら体をしセットしたり、ダイエットをしたり、また、日常的に健康維持のために酵素を摂ることはとても大切な要素となります。
そこで今回ご紹介するのは、りんごに付着している菌によって発酵を促し、自宅でも簡単に作れる酵素ドリンクの作り方を紹介したいと思います。
酵素ドリンクは市販されているものを使うのも良いですが、週末プチ断食などで必要な分だけを自宅で作ることができれば経済的ですよね。
キャベツやブドウなどの野菜や果物を使って作る方法もありますが、りんごで酵素ドリンクを作ると酸味やにおいも適度に抑えられ、飲みやすいドリンクを自宅でも作ることができます。
手作り酵素ドリンクの効果とは
手作り酵素ドリンクの秘密。
それは、発酵の途中で植物乳酸菌がたっぷり発生することにあります。
乳酸菌とは、腸の中の善玉菌を増やして便通を促してくれるだけええなく、体内の老廃物を体の外へ押し出す手助けをしてくれる優れものの菌です。
りんごには果糖やブドウ糖といった糖分が豊富に含まれているため、この糖分がエサになって有効菌が増えることが考えられます。
また、植物性の乳酸菌は動物性に比べて生きたまま腸に届きやすいと言われています。
乳酸菌によって腸内環境が整えば、腸壁がきれいになり、お通じがスムーズになるだけでなく、美肌効果やアレルギー、アトピー性皮膚炎などの疾患も解消する効果も期待できます。
できるまでにちょっと時間はかかりますが、週末に仕込んでおけば、一週間後には「週末酵素断食」に威力を発揮してくれます。
そのまま飲むのが濃いという方は水や炭酸水、ヨーグルトなどに混ぜて飲むのもOKです。
一週間ほど日持ちしますので、多めに作っておけば、糖質制限ダイエットに移行していくときにも役立ってくれることは間違いありません。
一週間サイクルの良い習慣を作って腸内環境を整えましょう!
砂糖なしでつくる手作り酵素ドリンクの作り方
<揃える材料>
①りんご 1個(無農薬か減農薬のものを用意します。)
②メイプルシロップ 小さじ1杯
③水 1/3カップ
④密封できる容器 2個(作る量に合わせて大きめのものと、小さめのものを事前に煮沸消毒しておく)
⑤使い捨てのプラ手(あれば)<作る手順>
①りんごをよく水洗いして皮のまますりおろします②用意した水とメイプルシロップを加え、密閉容器に入れ、しっかりとふたを閉めて数回振ってよく混ぜる
③室温で1週間発酵させたら出来上がりです。 1日1回はふたを開けて瓶を振るか、煮沸したきれいなスプーンなどでかき混ぜます。
④1週間経ったらガーゼで漉して液体だけを煮沸消毒した容器に移します。
⑤出来上がった酵素ドリンクは冷蔵庫で保存します。 飲むときは水などで薄めて好みの濃さにします。
手作り酵素ドリンクを飲んでみた!

写真は、仕込んでから1週間経った手作り酵素ドリンクです。
パット見、りんご酢のような色合いですかね。
飴色になっていますが、市販のものと違って甘さも控えめで癖もあまりなく、そのまま原液で飲むこともできます。
私の場合、冷たい水や炭酸水で割って飲んでみましたが、好みに応じてウィスキーや焼酎の水割りにちょっと加えるのも良いかもしれません。
だいたい5~7倍くらいに薄めてもしっかりとした味がありますので、お子さんに砂糖たっぷりのジュースを飲ませるようだったらこの酵素ドリンクの方が体にいいでしょうかね。
甘味があまりないので、ちょっと子供には飲みにくいかもしれませんけど。
そんな感じで、写真はりんごを2個使って作った分量です。
なので、朝晩に飲むのであれば、一週間で飲みきるには一人分として十分な量かと。
コストは、りんごが一個150円とすれば、あとはメイプルシロップと水だけですから、大雑把ですが一週間分で350円くらいですかね。
数値は計っていないので判りませんけど、市販のものよりは糖質も抑えてできているかと思いますし、酵母の匂いもあまり気にはならない感じです。
これだったら、ダイエット目的ならずも、自家製の健康ドリンクとして毎日飲めそうです。
酵素ドリンクの手作りの仕方はわかったけど、それでも面倒!という人や、時間がない!という人には下記の酵素ドリンクがおすすめです。
手作り酵素ドリンクQ&A
Q・いつ飲むのが効果的ですか
A・朝、昼、晩の食前の20分ほど前に1杯飲みます。
酵素ドリンクに含まれる植物性の乳酸菌や善玉菌を増やし、食事の消化を助けてくれます。
また、喉が渇いた時にも水代わりに飲みます。
これで、定期的に酵素が補充出来ます。
Q・味が苦手な場合はどうすればいいですか
A・酵素ドリンクは独特の酸味があります。
それが苦手と言う場合は、ヨーグルトに入れたり、サラダのドレッシングに加えたりすると摂りやすくなります。
しかし、気を付けたいのは、酵素は熱に弱いため加熱した料理には適していませんので、うま工夫したいものです。
Q・より効果を高める方法はありますか
A・生野菜やフルーツと一緒に食べるとより効果が上がります。
食べ合わせに良くないものはありませんが、熱い料理や飲みもの意外であれば、好みで摂ることができます。
ただし、果物によってはバナナなど糖質が多いものもあるので、ダイエット時などは特に摂り過ぎに注意しましょう。
Q・酵素と腐敗の見極め方はありますか
A・表面の色やにおいで判断します
雑菌が入った場合、表面に白い膜ができたり、カビがはることがあります。
その場合、アンモニアのようなツーンとした刺激臭がします。
私は、念にため、りんごをすりおろすときに使い捨てのプラ手をします。
また、少し舐めてみて味がおかしいと思ったら残念ながら失敗です。
気を取り直して新たに作りましょう。
Q・失敗しないコツは?
A・失敗する原因で多いのは、やはり雑菌が入ってしまうことです。
保存容器に加え、りんごを切るまな板や包丁、おろし器、スプーンなども煮沸消毒しましょう。
また、りんごも無農薬か減農薬のものを使います。
まとめ
腸内環境を整えて健康管理したり、ダイエットなどにも有効な酵素ドリンクですが、作るのは簡単です。
でも、使う道具の煮沸消毒はちょっと面倒かもしれません。
それでも、週末酵素断食をした後にも糖質制限(ロカボダイエット)をした食事を意識してダイエットを継続したり、酵素を定期的に取り入れることは老化防止にもなり、有意義な方法です。
ダイエットを意識する場合は、一気に行うのではなく、1ヶ月に1キロくらいずつ減量していくのも体に負担がありません。
そういう意味でも、朝だけでも酵素ドリンクをとるようにして効果が上がってくれば、モチベーションも上がるというものです。
自分を客観的に観察して楽しく体調管理やダイエットを心掛けたいものです。
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